grabar(グラバール)：録音する 録画する

takaquinが音にこだわるなら
私は画にこだわる。

当初はスタジオで
スペイン風かフラメンコ風にとの案も。
でも、そもそもスペイン人作曲の曲でも
フラメンコの曲でも無い。
考えあぐねていると、ふと
庭のあやめが咲きかけているのが目に入る。
そうだ、あのカスタネットコラボ動画のように
庭で撮影しよう！
Stay Homeにも当てはまるし、
何より
私たちこんな環境で
こんな音楽しています
という発信にもなるかと。

なんせ撮影初心者、
まずは普段着でカメラチェック。
今、隣が工事中のため

撮影は工事が終わる夕方の1時間が勝負。
この条件が功を奏し、
夕日をうまく使えることになる。


そしていよいよ本番。
あやめも綺麗だし、夕日もいい感じ、
かなり風が強いけど今日しかないと決行。
固定とお互いを撮りあう3カットを撮影。

結果、この日の撮影はボツに。
NGポイントは
①庭の松が手入れされてなくて汚い
②工事現場の重機が映っていて気になる
③takaquinの服の糸くずが気になる
④takaquinのピン留めが気になる(強風のために使用)
⑤takaquinの撮影が下手(akikoのミスが目立つ）

あ、⑤はtakaquinのせいじゃなかったですね。
要するにakikoの演奏ミスが多い。
いくらブレリアのリズムでも即興はやめましょう。
録音と合わなくなるからね。
楽譜ちゃんと覚えて出直して来てね。

あーあ、撮り直しだよ。

それから3日間
くもり、雨、暴風、夕日なし・・・
早くしないとあやめが終わっちゃうよ～

今か今かと待つこの間も、
せっせと草取り
松も手が届くところはカットして

そしてやってきた
あやめもぎりぎりの、今度こその本番。
運よく重機も映らないところにとめてある。
しかもいい感じの風。
天は私たちの味方だね～。

これがダメなら後は無いよ。
のタイミングで
映像監督からOKが出ました！

さあ、明日はこれまた
初めての動画編集です。
お見逃しなく。

映像監督 akiko

grabación(グラバシオン)：録音、録画

録音も録画もgrabaciónです。

今日はまず録音の方のgrabaciónから。
文脈で判断するか、
sonido(音）またはaudio(オーディオ）
などの単語を付けたりします。

その前に、
当初は動画を作成する気もなく、
休み中に、ある程度の形にできればいいな
くらいのつもりでした。

でも、
緊急事態宣言延長の可能性が高まってきた時に
YouTubeに投稿してみようかという話になりました。

そうなれば、
音と映像は別撮りの方がいいということになり
まずは録音からスタート。

と、その前に。
録音するには静かなスペースが必要です。

そこで、
音にうるさいtakaquinに目を付けられたのが
自宅のウォークインクローゼット。

はい。。。
確かに我が家の中で一番静かなんですけど
ここを片付けるんですか？？？

練習を中断してやりましたよ。
今流行りの断捨離をして手に入れたのが
衣類に囲まれた一畳にも満たない録音スペース。

まずはギターの録音をして
その録音を聞きながらカスタネット演奏。

この時点でも私は楽譜を見ながら。。。
音響監督(takaquin）には
えっ、楽譜見てやるの～て言われましたが。

こんな調子で
録画までに暗譜できるのでしょうか？？？

こうして、
初めて使う録音機器の操作と編集方法に苦戦しながらも
無事に録音は終わりました。

もちろん、
まだ気に入らないところはあるけど。
それも今の実力だから仕方がないです。

明日は、いよいよ録画のお話。
お見逃しなく。

akiko

partitura(パルティトゥーラ)：楽譜

昨日のデブー動画への
コメント、メッセージありがとうございました。
まだご覧いただいていない方はこちら

今日からは、動画投稿までの過程を
順を追ってお話ししたいと思います。

まず今回の曲は
パラグアイ出身のAgustin Barrios作曲
「La Catedral」の第3楽章です。
私たちの演奏はブレリアのリズムにアレンジしていますので
興味ある方はどうぞ原曲も聴いてみてください。
ちなみにLa Catedralとは大聖堂という意味です。

もともと、私たちのレパートリーに加えようと
昨年からtakaquinがアレンジを始めていました。

私がギター楽譜をもらって
カスタネットのアレンジを考え始めたのが
今年の初めです。
楽譜を好きな速度で演奏してくれるソフトがあるので
まずはゆっくり聴きながら考えます。

踊りの中でのカスタネットなら
動きがあるので楽譜は必要ないのですが、
カスタネット曲となるとそうはいきません。
何分音符とか、休符とか、書き方はくちゃくちゃでも
自分がわかればいい。
そうして書いた楽譜がこちら

最初の拍子から間違っている・・・
しかも、
飽きたのか、行き詰まったのか、
最後まで仕上げずに途中放棄の状態。

今回の自粛生活に入り
今こそ仕上げようと思って見返した頃には
もはや自分にとっても難解なものになっていました。

それでも何とか解読して最後まで考え、
takaquinに楽譜作成ソフトで清書してもらいました。
なにぶん、
本人にも読めないものを他人が読めるわけがない。
私が楽譜を読み上げながら進めたので
この楽譜打ち込みにもかなり時間がかかりました。

その後も実際に演奏しては
大なり小なり修正を加えて
最終楽譜が完成。


ここからやっと暗譜が始まりました。
それにしてもややこしい打ち方ばっかりで
覚えにくいよ～

さあ、明日は
次のステージ
録音についてです。
お見逃しなく

akiko

sonrisa(ソンリサ)：ほほえみ

マドリッドのアトーチャ駅構内にあるカフェ
その名も
Café de La estación
駅のカフェ
そのままですね。

注文したのは
鳥ハムのボカディージョ
(ボカディージョについての過去blog）

コーヒーカップの内側に
書いてある言葉が素敵です。

infinitas sonrisas
無限のほほえみ
無数のほほえみ

今日も一日
微笑んで過ごしてみませんか？
もちろん
大笑いでも！

akiko

patata(パタタ)：じゃがいも

畑のジャガイモは
元気に育っています。

ちなみにジャガイモは南アメリカ原産で、
ヨーロッパに伝えたのはスペイン人です。
16世紀、インカ帝国遠征の際に
持ち帰ったといわれています。

まだ我が家のジャガイモは収穫できないので
買ってきたものを使って
ジャガイモのガレット。

なんだかおしゃれな料理名ですが
レシピを見ながら
時間をかけて作ったのは

我が家のにわかシェフ
takaquinです。

なかなかの出来でしたよ！

¡Qué rico!
美味しい！ 

akiko