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フラメンコスタジオ・アマネセールのブログです。
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和カフェ桜庵さんが素敵なタブラオに変身!

フラメンコライブ Aire de Sevilla~セビージャの風~に
お越しいただいた皆さまありがとうございました。

aire(アイレ)とは「風」という意味もありますが、
どちらかというと「空気」や「雰囲気」の方がしっくりくる感じ。
今回のメンバー全員、Sevilla(セビージャ)でフラメンコを学びました。
一口にフラメンコ舞踊と言っても個人によるのはもちろん、
地域によっても独自のスタイルがあります。
その中でもSevillaのそれは特別にセビージャ派と称されるくらい
独特のものがあります。
セビージャ派
私が憧れ続けているスタイルです。
憧れだけで、まだまだ全然近づけていないのですが・・・
そんな雰囲気を少しでもお届けできればという意味合いを込めて
ライブのタイトルにしました。

またフラメンコをやっている中で、最高の褒め言葉に
tiene aire (ティエネ アイレ)「アイレがある」
という表現があります。
要するに「いい雰囲気を持っている」という意味合いですが、
そう訳してしまうほど単純なものではなく・・・
何なんでしょう?アイレって?
ギターでもカンテでもバイレでも
フラメンコをやっている人なら誰でも、繰り返し悩むポイントだと思います。

アイレを手に入れたい!
そんな切望がこのタイトルの裏にはあります。

同じコンセプトで4月21日(土)
多治見市にある、これまた素敵なカフェでライブをさせて頂きます。
チケット残りわずかになっておりますのでご検討中の方はお急ぎくださいませ。

akiko




 

拍手[4回]

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昨年の秋までレッスンに通って来ていたOさん。
いつかご両親に、フラメンコを踊る自分の姿を見せたいと熱心な方でした。
でも、そのご両親に介護が必要になり、いったんお休みされることに。
そこで考えたのが、
ご両親が入所された施設に踊りに行けば踊る姿を見せられる!
しかも利用者さんも楽しませることができるかも。

そんな一石二鳥作戦のもと、行って参りました。

もとより、一方的にショーを見せるというより
一緒にフラメンコを楽しめる会にしたいと思っていました。

フラメンコのリズムに合わせて手を回したり、
様子を見てやれそうだったら
ハレオ(フラメンコの掛け声)やパルマ(手拍子)も、と計画していました。

しかし、
どれくらいの反応があるかわからずちょっと不安でした。





いざ、会が始まるとそんな不安はすぐに吹き飛び、
一曲目のセビジャーナスが終わると「いいぞー!」「ありがとー!」の声が!
これは一番難しいと思っていたハレオもいけるんじゃないかな・・・

案の定、ハレオもパルマも難なくクリア。
そして、
手を回す場面では、感動しました。
皆さん個性豊かに「踊って」いたのです。

近くに行くと得意そうにくるくる速回しして見せてくれた方。
腕が上がるのを褒めたらずっとあげて回していた方。
疲れるはずなのにずっと笑顔でしたね。

終いには
恐らく動かすことができないであろう人の手まで回って見えました。
幻だったのかもしれませんが、
確かに
ほんの少しの指の動きに
顔の引きつりに
少なくとも動かそうとしている心が見えました。


いつも、足先・手先だけの踊りはしたくないと思っています。

2つの「しん」を大切に。
腕は体の芯から動かし
手指は心で動かす。

あらためて、そんな風に踊りたいと思いました。

akiko

拍手[5回]

スペインという国が好きかと聞かれると答えに迷います。
実を言うと、スペインに滞在していた時は嫌いでした。

情熱の国、人々は陽気で人懐っこい・・・
一般的にいいイメージがあるかと思います。
合計2年8カ月の滞在でしたが
当然のことながら
旅行で訪れるのとは違って
その土地で暮らすとなるといろいろありました。
もちろんいいこともあったのですが、
いやなことも多かったです。

「フラメンコが無かったらここには住んでいないよ!」
ずっとそう思っていました。

でも不思議です。
あれは一時帰国のため2年ぶりに名古屋の地を踏んだ時、
まさに湿気をたっぷり含んだ空気を吸った瞬間、
「ああ、ここではフラメンコは踊れないかもしれない・・・」
と悲しくなりました。
本当に自分でも不思議なくらい。まるで、
大事な物を失ってしまったかのような喪失感がありました。
「フラメンコにはあのカラカラに乾いた土地が必要なんだろうか?」

今でも時々、その時の気持ちを思い出します。

今晩もまさにそうでした。
久しぶりに作ったパエジャとトルティージャを食べながら
スペインに想いを馳せました。
 

スペイン
嫌よ嫌よも好きのうち
私にとってはそんな国です。

akiko


拍手[7回]

2011年も残りわずかですね。
大晦日には日本では年越しそばを食べますが、
スペインではブドウを食べながら年越しをします。
新年を告げる12時の鐘に合わせて、鐘が鳴るごとに1個、
計12個のブドウを食べます。

鐘の音に合わせて無事食べ終わると
幸運な1年が訪れるとか。
さらに願い事をしながら食べ切ると
その願いも叶うと言われています。
 
スペインで年を越したのは3回。
そのうち一度だけ、そうあれはちょうど
2000年を迎える記念すべき瞬間に挑戦したことがあります。
正式な食べ方は知らないのですが、
私は皮もむいて、種も取って万全の準備で挑みました。

結果は・・・
願い事をするどころの話ではなく・・・
売られているブドウはけっこう大きくて硬いし、鐘の音は意外と速いし、
途中で笑いがこみあげてきて、
口の中に押し込めたものの飲み込めませんでした。

またスペインの地で年越しをする機会があれば是非やってみたいと思います。
その時は小さめのブドウを用意しようかな・・・


それでは、皆さんも良い年をお迎えください!

akiko



 

拍手[2回]

皆さんのクリスマスはいかがでしたか?

イブのロス・ファローレスライブ、たくさんのお客様にお越し頂きました。
幸せそうなカップルはもちろん、
家族でお越しのグループも。
ミニハレオ講座をしたら、なんとも絶妙なハレオをかけて頂いたキュートな女性
かなりのリズム感とセンスの良さを感じました。
リピータのお二人、
男性はギターを真剣に聴いていただき、
女性からは私、嬉しいコメントまでいただきました。
皆さんありがとうございました。

イブ…やはり特別な日ですね。
いつもに増して皆さんと記念撮影をしましたが、
少しでも思い出に残るような時間であったらと願うばかりです。

タンバリンデビューも無事果たしました。
基本の3拍子を刻んでいただけなので大したことは無いのですが、
ビジャンシーコの雰囲気は出せたと思います。

何事も挑戦だと思ってやっています。
少しずつでいいのです。

poco a poco
ポコ ア ポコ
そのかわいらしい響きが、そっと後押ししてくれるような気がします。

akiko

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Amanecer
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女性
職業:
バイラオーラ
自己紹介:


稲葉 晶子(いなば あきこ)
フラメンコスタジオ アマネセール主宰。
愛知県西尾市出身。
関西外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。 在学中にフラメンコを始める。
1998年~2001年スペインへ留学。セビリアのクリスティーナ・ヘーレン財団フラメンコ芸術学院舞踊科に在籍し多くのアーティストに師事。
帰国後、西尾市にスタジオを開設。
2002年から岐阜県多治見市でもフラメンコを指導。
2007年再びスペインへ留学。
現在、名古屋市中区のスペインレストラン、ロス・ファローレスでフラメンコショーにレギュラー出演中。その他ライブやイベントにて活躍中。





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