[2013/07/21] cigarra(シガーラ) 蝉
[2013/06/25] 一度で三度おいしい文化祭
[2013/05/31] Selectos Flamencos en Nagoya
[2013/05/06] Lucero Tena (ルセロ・テナ) 1938~
[2013/05/05] castañuelas(カスタニュエラス)カスタネット
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隣の家には何本も木が植わっていて
毎年この時期になると
セミの大合唱で目が覚めるほどでした。
それが昨年秋頃
大きな松の木だけ残して全て切ってしまいました。
夏になり、ふと
今年のセミたちは木が無くなってどうするのだろうと
心配になった頃、
家のあちこちで抜けガラを見つけました。
窓につけたすだれや
勝手口の階段などに・・・。
必死に生きようとした姿が想像できました。
そして、とうとう脱皮の瞬間に遭遇しました。
昨晩10時半ごろ帰宅すると
玄関に脱皮途中のセミを発見!!
壁の角という不安定な場所でも
無事、羽根を広げました。
しばらく観察していましたが、
どうやら羽根が渇くまでに時間がかかる様子で
飛び立つところは見られませんでした。
朝起きたら抜けガラだけが残っていたので、
きっと無事に飛び立っていったことでしょう。
セミさん、暑い夏を楽しんでくださいね!
akiko
多治見市市民文化祭、無事終了しました。
西尾の生徒も遠方駆けつけてくれました。
今回、文化祭直前に出られなくなってしまったKさん、Cさんも
最前列の席から熱いハレオで応援してくれました。
出演者のご家族やお友達も、舞台上できらきら輝く皆の姿を観て
喜んでくれたことでしょう。
応援頂いた皆さまありがとうございました。
生徒たちが舞台の上で一生懸命に踊っている姿を
バックから観るこの時間が、
指導者としてこの上ない幸せを感じる瞬間です。
レッスンでは、あれこれ口うるさく注意して、
本番前も気になる生徒には
「手をちゃんと上げるのよ!」
「下ばかり見ないで、顔を上げて踊るのよ!」
「リズムが走らないように落ち着いてね!」
なんて、直前まで舞台裏を上手、下手を行ったり来たり。
でも、そんな心配もどこへやら。
照明を浴び、お客様の拍手を受けながら堂々と踊る後姿には
頼もしさまで感じます。
そしてもう一つの嬉しい瞬間は、出番を終えた後の廊下にやって来ます。
汗を光らせながらのスッキリ、晴れ晴れとした顔、
ハアハア息を切らせながら、
楽しかったです!
踊りきりました!
ありがとうございました!
その満足そうな笑顔に大きな幸せをもらいます。
「楽しかった」そう聞くだけで私も十分嬉しいです。
でも、
「また頑張ります!」
その言葉を耳にした時が指導者として最高の瞬間だと感じます。
本日三度目にして最大の喜びです。
「新たな課題が見つかりました」
「ここからがスタートです」
なんて!頼もしい事を言ってくれるのよ!!
Animoの皆さん、とても素敵でしたよ!
そして幸せな時間をありがとう!!
akiko
≪SELECTOS FLAMENCOS en 名古屋≫
★7月6日(土)
1部=16:00OPEN/16:30~、
2部=18:00OPEN/18:30~ (1部2部入替制)
★1部出演/稲葉晶子・大井昌子・小澤圭子・小林幸代・中村繭子
★2部出演/岩田牧子・内田好美・CHISA・ちばめぐみ・渡辺なおみ
共演アルティスタ C/マヌエル・デ・ラ・マレーナ G/エミリオ・マヤ
ワンステージ企画 チャージ=3,500円
会場 カサ・フラメンカ 名古屋市中村区則武1-12-1名古屋駅西ビルB1
イベリアさん主催のライブ
1部に出演させていただきます。
チラシをよく見ると
「選りすぐりの日本人舞踊手・・・」なんて書いてあります。
私はまだまだですが、
共演の皆さん素敵な方ばかりです!
お時間ある方、是非お越しください。
1部のチケットは手元にあるので、すぐお渡しできます。
また、2部のチケットもご用意できます。
ご希望の方はご連絡ください。
akiko
会場で販売していたライブ盤CDと公演プログラム
カスタネット演奏家の第一人者ルセロ・テナが、
5月3~5日東京国際フォーラムで開催の「ラ・フォル・ジュルネ」のため
来日していました。
カスタネット奏者として有名な彼女はもともとはフラメンコダンサーでした。
映像をみると踊りも素晴らしいです。
もともとスペインの民族舞踊や古典舞踊の伴奏楽器であったカスタネットを
独奏のための楽器にまで高めることに尽力した人です。
もはや私にとっては伝説の人で
失礼ながら、未だ御存命なのかもわからず
ましてやその演奏を生で観られるなんて想像もしていませんでした。
情報を得たのが遅く、すでに良い席は手に入らないし
GW中だから旅費もかさむ・・・
でもこんな機会はもう2度とないかも知れないと
迷わず行ってきました。
本当に、本当に良かったです。
ほんの5,6分程度の出演でしたが、
オーケストラ相手に圧倒的な存在感を放つ彼女。
75歳とは思えない繊細かつ力強い演奏に
心奪われました。
途中、感動のあまり目が潤み視界がぼやけるほど。
「だめだー、ちゃんと観ないと!」
と気を取り直す始末でした。
実は
昨日のブログで触れた
私のカスタネット挫折歴の中に
ルセロ・テナのCDも含まれています。
彼女のCD、棚から何度取り出し、
また何度しまい込んだことか・・・。
彼女に憧れ、「ルセロ・テナ モデル」のカスタネットも持っていますが、
未だ使いこなせていません。
心の師と仰ぐルセロ・テナ先生からは
そんな根気のない人は知らない!
と怒られそうです。
気合入れ直します!!
akiko
「カスタネット」はスペイン語で
castañuelas(カスタニュエラス)
または
palillos(パリージョス)
といいます。
使われる材質もいろいろですが、
よく目にするのは以下の3種類です。
①madera(マデーラ) 木(紫檀、黒檀など)
②fibra(フィブラ) 合成樹脂
③tela(テラ) 繊維を圧縮した物
現在の主流はフィブラやテラです。
耐久性があり、
温度や湿度に左右されにくいという理由から
好んで使われています。
フラメンコにカスタネットは付き物だと思われがちですが、
実は、女性が踊るシギリージャでたまにみられるくらいです。
そんなこともあり、本場スペインでも
なかなかカスタネットのクラスどころか、
教則本、教則ビデオなども見つかりませんでした。
私もフラメンコを始めた頃から
華麗なカスタネット演奏に憧れ続けていて
何度か自己流で試みるものの
いつも挫折を繰り返しています。
その度に
せめて誰か叩き方のバリエーションだけでも教えてくれたら
練習するのにな~と言い訳してみたり・・・
そもそも基礎が無いから
CDを聞いても,ビデオを見ても
何をどのように叩いているかわからないのです。
しかし、たとえわかったところで、楽器ですから、
地道な練習あるのみ
相当な忍耐が要ることでしょう。
そんなこんなで、
毎度のことながら弱気になりかけた、まさにその時に
決意を新たにする公演を観ました。
2月にヘレスのフラメンコフェスティバルで観た
オルガ・ぺリセが奏でるカスタネットの素晴らしかったこと!!
私もあんなふうに叩けるようになりたい!と
強く強く思いました。
でも一体、どんなふうに叩いているんだろう???
速過ぎて見えなかったし聴こえなかったし・・・。
それでもイメージだけはしっかり残っています。
カスタネット熱、今回こそ続きそうな予感です!!
akiko
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稲葉 晶子(いなば あきこ)
フラメンコスタジオ アマネセール主宰。
愛知県西尾市出身。
関西外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。 在学中にフラメンコを始める。
1998年~2001年スペインへ留学。セビリアのクリスティーナ・ヘーレン財団フラメンコ芸術学院舞踊科に在籍し多くのアーティストに師事。
帰国後、西尾市にスタジオを開設。
2002年から岐阜県多治見市でもフラメンコを指導。
2007年再びスペインへ留学。
現在、名古屋市中区のスペインレストラン、ロス・ファローレスでフラメンコショーにレギュラー出演中。その他ライブやイベントにて活躍中。